Render New Tee Collection

 

この夏RENDERから発売されたTシャツのボディがフルモデルチェンジとなりました。もっとも大きく変更となった箇所は使用する生地であり、6.5オンスから8オンスへとより重厚感のあるヘビーウェイトへとバージョンアップされました。8オンスを超えるものになると”マックスウェイト”に分類されることもあるようです。ヘビーウェイトTシャツのメリットとしては、生地が厚く丈夫で、首ぐりのリブもクタリにくく着用可能な寿命が長い。生地にハリがあるため、体型を拾わない。暑い日には日傘のように日差しをしっかり遮る役割がある。といったメリットがあります。

 

生地はコットン100%の8オンスオープンエンド精紡糸(空気紡績糸)はその名の通り空気の力で精紡を行います。リング精紡機では粗糸をリングとトラベラによって撚りをかけ、糸にしていましたが、こちらでは粗紡を省略し、スライバーから投入することができます。投入されたスライバーは空気の渦の力によって撚られ一本の糸となります。日本ではリング糸が好まれる傾向がありますが、アメリカではこのオープンエンド糸が好まれています。分かりやすく説明すれば、リング糸は毛羽立ちが少なく少し光沢を帯びた上品なイメージで、オープンエンド糸少し毛羽立っていて、ふっくらと乾いたイメージ。日本では前者が好まれて一般的ですが、RENDERではこのオープンエンド糸を好んで使用しています。オープンエンド糸 はリング糸と比べるとやはり斜行しやすいデメリットもありますが、それが好きだったりもします。

 

首ぐりにつくリブはおもに90年代以降に見られるようになった縫い目をまたいでステッチ補強されている仕様を採用しています。リブの太さも時代や流行によって左右されやすいパーツですがRENDERではリブ幅を約2.3cmの若干太めの仕様に設定しています。

 

裾まわりと袖口まわりも90年代からよく見られるダブルステッチタイプを採用。耐久性を考えたらこの仕様が一番安心できると実感しています。

 

ブランドタグはこのボディがRENDERのオリジナルであることを証明するブランドタグが首ぐりのバインダーに組み込まれる。

 

シルエットはある程度こコンテンポラリー要素を加味しつつパターンメイキングされています。身幅と肩幅は既成ボディ(一般的なTシャツ)のものと比べて若干広く設定し、着丈は日本人の体系を想定して短めに設定しています。身頃脇にあるシームを利用して裾まわりの広がりを抑えるようダーツを入れて体に馴染むよう考慮されています。このTシャツに袖を通してしまうと他のTシャツが着れなくなってしまう可能性がありますので注意が必要です。

 

このボディを使用したグラフィックTシャツも展開しています。お問い合わせはお近くの取扱店まで。

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