REVENANT GENUINE
「REVENANT」は日本語で「戻ってくる、蘇る」を意味します。このテーマをもとに製作するレザーアクセサリーブランドが「REVENANT GENUINE」です。
OEMを主とする企業では革小物のメーカーでお客様であるクライアント(ブランド側)と打ち合わせを重ねた上で生産します。その際、生産する上で市場価値の高いインポートの革などであってもクライアントの生産条件によってはロスが発生してしまいます。その残った革のほとんどは市場価値を失い二度と表舞台に出てくることはなく、廃棄、焼却され最終的には二酸化炭素へと排出されてしまいます。そこで私たちはその革を再利用、再構築することにより製品化を実現しました。それ以外にもタンナーと呼ばれる革自体の生産工場でB級、C級で本来のプライスでは売ることができない下地の原皮を工夫して加工したものも積極的に採用して製品化しております。
「REVENANT GENUINE」で使用する革は人と同じように実際に生きていた動物で、皆さんが食される副産物から生まれております。ちょっとしたキズもその動物が生きたストーリーとして受け入れることも重要です。我々が肉を消費続ける限り皮は自動生産されるというサイクルの中に私たちは立っており、その皮が革製品として生まれ変わる最終系が「REVENANT GENUINE」のあるべき姿と思っております。
全ての型において様々な革小物を製作してきた経験を活かして使い勝手とミニマムなバランスを重視し、日常の生活においてストレスを感じさせないようデザインしています。
REVENANT GENUINE
DESIGNER ナベシマ ヒデユキ
*このブランドはRENDERのREVENANTシリーズとは関連性はありません。レザーアクセサリーをメインとして製作している独立したブランドになります。